死んだら終わり

立て続けに、周囲に「死」が起きた

昨日の早朝、近所の診療所で飛び降りがあった
当の本人の生死は不明だが、警察が現場検証していた

今日の早朝、家で飼っていたうさぎが死んでいた
一昨日の夜から絶食し、水も飲んでいなかった
自殺みたいなものだが、うさぎには珍しいことではないらしい

私は日中、仕事や病院の受診があったので、立ち会えなかったが、すでに家族が庭に遺骸を埋葬していると思う

帰ったら主を失ってがらんとしたゲージが待っている
涙を流すような悲しみはないが、改めて命の儚さを感じる

生まれ変わりがある という人もいる

しかし、実際は「死んだら終わり」

現実世界から姿はなくなり、誰かと話すこともできないし、石ころ一つ動かすこともできない

生きている人々の記憶の中にあるばかり

内村鑑三は、後世への最大遺物は、その人自身の生き方、生きざまである、と書き残した

しかし、何十億という人々の生きざまのうち、後世へ語り継がれるものはごく僅かだろう

やはり「死んだら終わり」なんだと思う